2018/12/13

社長が町を歩いていたので、金や貴金属などを道に落としたりしないかな? と思って後をついていくと、社長はほら穴のようなところへ入っていった。
こんな照明もないなただの崖にあいた穴に入っていくなんて、本当は社長ではなくただの平社員なのでは? と疑ったが、念のため中を覗き込むと、社長は小さな懐中電灯で穴の壁を照らし、釘のようなもので何かを懸命に彫りつけている。
やがて社長が出ていったあとで侵入して壁に目を凝らすと、そこには大きな字で「社長室」と書かれていた。